ハル・スタインブレナー共同オーナーが語る2017年のヤンキース!今後のチームの方向性について

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースの野球運営に関する責任者はブライアン・キャッシュマンGMですが、完全な自由を与えられているわけではありません。

2016年シーズン中の主力選手のトレードはハル・スタインブレナー共同オーナーに情報を伝え、ゴーサインが出たものを実行するという流れになっていました。

そのためハル・スタインブレナー氏の意向がヤンキースのチーム編成に強い影響を与えることになるのですが、来季以降のヤンキースについてニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏の電話インタビューで答えています。

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ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏が”Hal Steinbrenner on Yankees sale talk, Girardi-Cashman futures and Aaron Judge”というタイトルの記事で、ハル・スタインブレナーが語った今後の構想について記事にしています。

年俸総額を減らしているのはヤンキースを売却するためではないかととの憶測が続く現状もあるため、記事の冒頭でシャーマン氏は「チームを売り出しにているのか?」と質問しています。

それに対してスタインブレナー氏は「3年前のほうがチームの見通しは悪かったが売却するつもりはなかった。今は明るい未来が見えているのに売却する必要があるか」と答え、売却する意思はないと明言します。

その後、具体的な来季のチーム編成について話しています。

ハル・スタインブレナー氏はデビューは華々しかったものの、三振の多さで疑問の声も上がり始めているアーロン・ジャッジについて以下のように話しています。

“I will listen to all the baseball people, but, personally, if you are asking me, this player deserves a chance. We have talked about him for years. I believe he will make adjustments and as far as I am concerned, you will see a lot of him in right field.”

アーロン・ジャッジは「チャンスを与えるのに値する選手で、そのことについてチーム内部で数年にわたり話していた。彼はメジャーレベルにもアジャストするだろうし、私の考えとしては、彼はライトで多くの出場機会を与えられることになるだろう」と話しています。

そしてチームは基本的に若い選手へと移行する時期にあり、2018年にはかなり良いチームになるだろうとの展望を語っています。

“I think that could be safe to say that by ’18 you will also see [Clint] Frazier, and [Greg] Bird and Sanchez will have their first full year under their belt, and you will see a guy like Chance Adams and Kaprielian, and Bryan Mitchell will get a full year more to develop. You can certainly look toward ’18 sitting better. But I really look at 2017 as a year we can compete as long as we stay healthy. I really am optimistic.”

アンドリュー・ミラーのトレードで獲得したクリント・フレイジャー、来季は故障から復帰するグレッグ・バード、そしてゲーリー・サンチェスらは初めてのフルシーズンを経験することになる。そしてチャンス・アダムス、2015年ドラフト1巡目全体16番目のジェームズ・カプリエリアン、ブライアン・ミッチェルらが成長に必要な1年を過ごすことになる。2018年に向けて良い方向に行っている。2017年に関しては主力が健康であれば十分に争うことができると、私は楽観的に考えている。とスタインブレナー氏は話しています。

先発ローテも田中将大、CCサバシア、マイケル・ピネダが軸となるものの、残りの2枠はルイス・セッサ、チャド・グリーン、ブライアン・ミッチェル、ルイス・セベリーノ、アダム・ウォーレンらにカプリエリアン、アダムスらを加えて争わせることを選ぶ方針のようです。

そのため現状では大きな補強は行わずに、若い選手にチャンスを多く与える方向性でチームを編成していくようです。

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ハル・スタインブレナー氏は年俸総額についても言及しています。

Steinbrenner also emphasized “financial flexibility” coming with Mark Teixeira off the payroll this season, and Alex Rodriguez and CC Sabathia after next. But he also stated the goal remains to get under whatever the luxury-tax threshold is in the new collective bargaining agreement while acknowledging the earliest that could come is 2018.
“I continue to say we don’t need a $250 million payroll to win a championship and, if we do, we are doing something wrong,” Steinbrenner said.

スタインブレナー氏は今季でマーク・テシェイラが予算から外れ、来季終了後にはアレックス・ロドリゲスとCCサバシアも外れることで、「財政的な柔軟性」が生じると話します。

しかし、だからと言って年俸総額をふくらませるつもりはないと話しています。

ぜいたく税のラインは、最短で2018年から有効になるであろう交渉中の新労使協定によって決定されますが、どのような金額設定になろうと、その基準を下回るように抑制することがゴールだと述べています。

「チャンピオンシップを獲得するために2億5000万ドルの年俸総額は必要ないし、もしそれをやるとしたら、私たちは間違ったことをしていることになる」と、資金を注ぎ込むことで強いチームを作るという方針はとらないとスタインブレナー氏は示唆しています。

そして現在、注目されていることの一つが2017年で契約が終了するブライアン・キャッシュマンGMとジョー・ジラルディ監督の今後です。

シャーマン氏は2017年に成績が悪ければどうなるのか?と質問しますが、直接的には答えず、「来年の終わりごろに向けて話すことであって、今は彼らの仕事ぶりに満足している」とかわしています。

ブライアン・キャッシュマンGM、ジョー・ジラルディ監督の体制となったのが2008年ですが、その2年目の2009年には松井秀喜の活躍もあり、ワールドシリーズ制覇を果たしました。

しかし、この9年間でポストシーズン進出は4回にとどまり、近年4年間では2015年のワイルドカード1試合だけとなっていますので、十分な実績を残しているとも言い難い状況となっています。

スタインブレナー氏は2018年にはチームはより良い状態になっていると見通していますが、そこにブライアン・キャッシュマンGMとジョー・ジラルディ監督の両者がいるのかどうかは、2017年のチームのパフォーマンスが大きく影響を与えることになりそうです。

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