MLB全30球団の補強ポイントは?2017年スプリングトレーニング開始一ヶ月前の現状分析

FA市場の動きが鈍いこともあり2016-17シーズンオフの補強はいまだ完了していないチームが多く残っています。

そのメジャーリーグ全30球団の残る補強ポイントについてFOXスポーツのDieter Kurtenbach氏が”MLB Hot Stove: Every team’s biggest remaining need”という記事で分析しています。

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Dieter Kurtenbach氏が挙げる各球団の補強ポイントは以下のとおりとなっています。なお、この記事は現地の1月6日の記事のため古い情報も含まれています。その部分については後段で付け加えます。

チーム名補強ポイント
テキサス・レンジャーズ一塁手/指名打者
シアトル・マリナーズ先発投手
ヒューストン・アストロズ先発投手
ロサンゼルス・エンゼルス複数の先発投手
オークランド・アスレチックス中堅手
クリーブランド・インディアンス外野手
デトロイト・タイガース中堅手
カンザスシティ・ロイヤルズ先発投手
シカゴ・ホワイトソックス捕手
ミネソタ・ツインズ先発投手
ボストン・レッドソックス三塁手
トロント・ブルージェイズ外野手
ボルティモア・オリオールズ外野手
ニューヨーク・ヤンキース先発投手
タンパベイ・レイズ指名打者
ロサンゼルス・ドジャース二塁手
サンフランシスコ・ジャイアンツ左翼手
コロラド・ロッキーズ一塁手
アリゾナ・ダイヤモンドバックスリリーフ投手
サンディエゴ・パドレス先発投手
シカゴ・カブス先発投手
セントルイス・カージナルス二塁手
ピッツバーグ・パイレーツ先発投手
ミルウォーキー・ブルワーズ一塁手
シンシナティ・レッズ投手
ワシントン・ナショナルズクローザー
ニューヨーク・メッツリリーフ投手
アトランタ・ブレーブス三塁手
フィラデルフィア・フィリーズ外野手

これらのチームの動向ですでに補強の動きがあったチームや、これから動きがありそうなチームをいくつかピックアップしてまとめていきます。

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オークランド・アスレチックスはセンターを守れる外野手を探していましたが、ラージャイ・デービスと契約し事なきを得ています。

シアトル・マリナーズは先発ローテの補強としてヨバニ・ガヤードをオリオールズから獲得しました。その後ネイト・カーンズをロイヤルズに放出したため、さらにベテランの先発投手を獲得することを否定はしていませんが、基本的には内部の若い投手に5番手を争わせる方針のようです。

カンザスシティ・ロイヤルズはマリナーズからネイト・カーンズを獲得したことで、一応ローテの層は厚くすることがすでに出来ています。ただ、まだ不安が残る編成ではあります。

テキサス・レンジャーズは一塁手/指名打者の補強としてマイク・ナポリと交渉を続けています。現状ではFAでもトレードでも一塁/指名打者タイプのパワーヒッターが溢れているため何かしらのかたちでベテランの選手を獲得する可能性が高い状況です。

マリナーズとのトレードで外野の両翼を守れるセス・スミスを獲得したボルティモア・オリオールズは補強ポイントに合致している選手を獲得したことになります。ただ、セス・スミスが左投手には強くないため、やはり引き続き外野の両翼を守れる選手はターゲットのようで、マーク・トランボとの再契約も諦めていないようです。

ロサンゼルス・ドジャースはハウィー・ケンドリックとチェイス・アトリーがチームを去る。ツインズのブライアン・ドージャーを獲得交渉中ですが、まだ先行きは不透明です。一時はタイガースのイアン・キンスラーも名前が上がっていましたが、今は立ち消えとなっています。

サンフランシスコ・ジャイアンツは外野手の補強としてタイガースのJ.D.マルティネスに関心を示していた時期もありました。ジャイアンツはエドゥアルド・ヌニェスとコナー・ガレスピーの併用となる三塁も課題なのですが、控えレベルの選手しかない左翼のほうがより大きな問題となっています。

ボストン・レッドソックスに関しては三塁手の補強に動くとしてもビッグネームではなくバックアップレベルの選手にとどめて、サンドバルが上手く行かなければプロスペクトのラファエル・デバースを試すことを選びそうです。

ホワイトソックスのホセ・キンタナの争奪戦に残っていると報じられているのがヒューストン・アストロズピッツバーグ・パイレーツの2球団です。

アストロズはエースと呼べる存在が不在で、パイレーツはイバン・ノバとの再契約に成功したものの、ゲリット・コールに続くNO.2スターターを必要としていて交渉を続けています。

FA市場にいたクローザーの争奪戦にことごとく敗れ、トレードではウェイド・デービスも奪われてしまったワシントン・ナショナルズはクローザーがまだ定まっていません。

現状はショーン・ケリーがクローザーを務めることになるため大きな不安要素となっています。ただ、ナショナルズが必要とするような絶対的なクローザーは簡単には手に入らない状況です。

デトロイト・タイガースはセンターフィルダーを探していますが、大物クラスではなくあくまでも年俸が200万ドル程度に抑えられる選手を探しているとされています。

先発ローテの5人が固まっているものの、ジェイソン・ハメルのオプションを行使しなかったことで層が薄いことが課題となっているのがシカゴ・カブスです。

その補強のためにタイソン・ロスの獲得に動いていてレンジャーズと争奪戦を繰り広げていると伝えられています。レンジャーズはジェイソン・ハメルやコルビー・ルイスらも検討していると報じられているたね、カブスがやや優勢なのかもしれません。

ニューヨーク・ヤンキースは先発ローテの4番手と5番手が若い投手らで争う状況の上に、確定している田中将大、サバシア、ピネダも健康面に不安を抱えています。ジェイソン・ハメルに関心を示しているとされますが、年俸総額を抑えることを重視しているため、金額が抑えられる場合にという条件つきの関心のようです。

トロント・ブルージェイズはホセ・バティスタとマイケル・ソーンダースが抜けた外野の両翼が補強ポイントとなっていて、右に偏った打線のバランスをとるために左打ちの外野手を探しているとされています。

ホセ・バティスタとの再契約も完全には否定しないものの、メッツのカーティス・グランダーソン、ジェイ・ブルース、ロッキーズのチャーリー・ブラックモンらのトレード獲得の交渉を行っているようです。

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