ドジャースがライアン・ブラウンのトレード交渉を継続!期限前の注目すべき動向に

ロサンゼルス・ドジャースは2016年シーズン中のトレード期限前に、ブルワーズとライアン・ブラウンのトレード交渉を行っていました。

一時はヤシエル・プイグを含む内容で合意しかかったともされていましたが、結局は合意に至りませんでした。

さらにシーズンオフの間も右の強打者の補強を目指していたこともあり、ライアン・ブラウンのトレードの情報が流れていましたが、実現しませんでした。

ただ、ドジャースとブルワーズはこのトレードに関して引き続きコンタクトを続けているようです。

スポンサードリンク

ドジャースはなぜライアン・ブラウンのトレードに関心を示し続けているのか?

MLB NETWORKのジョン・ポール・モロシ氏が以下のように伝えています。

The Dodgers and Brewers have remained in contact about a possible trade involving Ryan Braun, sources say, and it is not difficult to see why.

The Dodgers had a Major League-low .623 OPS against left-handed pitching last year, when they nearly acquired Braun at the non-waiver Trade Deadline. They haven’t been much better (.625) thus far in 2017. And Braun has a career 1.029 OPS against southpaws.

引用元:MLB公式サイト

関係者からの情報によると、「ライアン・ブラウンが絡むトレードについてドジャースとブルワーズがコンタクトを継続している」とのことで、その「動きが続いている理由を理解するのは難しくない」と述べています。

その理由を「昨年のドジャースは、左投手に対してMLBでワーストとなるOPS.623と低迷し、トレード期限前にブラウンを獲得する寸前だった。そして2017年も左投手に対してOPS.625とあまり改善されていない。そしてブラウンはキャリア全体で左投手にOPS1.029という成績を残している」と説明しています。

ドジャースは左投手に対して弱かったため、ツインズのブライアン・ドージャーの獲得も目指したが、交換要員で折り合えず、レイズのローガン・フォーサイスを獲得するに至りました。

さらに今季は右打ちのヤシエル・プイグがスターティングメンバーとして起用できる状態になったのですが、左投手に対して変わらずに苦しんでいるため、さらなるテコ入れを検討しているということになります。

トレード成立のネックは「トレード拒否権」?

スポンサーリンク

ブルワーズはチームそのものが再建モードに移行しているため、ジョナサン・ルクロイなどの主力選手を次々と放出してきましたが、ライアン・ブラウンはまだチームに残っています。

年俸も高額のため再建モードのブルワーズにとっては、良いプロスペクトとの交換で放出したい状況が続いています。

ライアン・ブラウン本人は23球団へのトレード拒否権を有していることが、放出に向けての障害と考えられていました。ただ、ドジャースに関してはそのトレード拒否権の対象から外れているため、ブルワーズは本人の同意なしにトレードを成立させることができます。

しかし、5月24日を迎えることで、ライアン・ブラウンは全球団へのトレード拒否権を有するようになることが、新たなファクターとなっています。

That is due to change on May 24, when Braun will attain 10 years of Major League service — and the complete no-trade protection that comes with 10-and-5 rights.

引用元:MLB公式サイト

メジャーリーグ在籍10年で、かつ同一球団に5年所属することで、全球団へのトレード拒否権を選手は獲得することができるようになります。そのタイミングが2017年5月24日になるとのこです。

そのためブルワーズからすると、トレード期限の7月末に向けて制約が増えることになるため、このタイミングで放出に踏みきった方が良いとも考えられます。

ただ、ライアン・ブラウン本人は、オーナーやフロントの関係が良いこともあり、チームが再建へ舵を切っていることも理解していて、柔軟にトレードに応じる姿勢を見せています。

2011年にナ・リーグMVP、2012年もMVP投票2位になるなど、メジャーを代表するプレイヤーとなったライアン・ブラウンでしたが、禁止された運動能力向上薬の問題で2013年に65試合の出場停止処分を受けたことで、その名声も地に落ちました。

しかし、復帰後のライアン・ブラウンの成績は外野手としてメジャートップクラスと言えるもので、再び選手としての価値を高めつつあります。

2014年から現在に至るまで75本以上の本塁打を打ち、50盗塁以上を記録している外野手はMLBで、マイク・トラウトとライアン・ブラウンの2人だけです。

ドジャースが左投手に弱いことは広く知られているため、基本的にはローテを守ることを優先するMLBですが、対戦相手がローテを組み替えて左投手をぶつけてくるような状況となっています。

ドジャースは左投手に対する弱さを抱え、ライアン・ブラウンの今季の2000万ドルの残りと、来季からの3年6000万ドルを負担できる経済力があり、トレードを成立させることができるプロスペクトを抱えていますので、トレード期限前に注目したい動きです。

スポンサードリンク

よく読まれています

    

このページの先頭へ