マリナーズが新人の積極起用で浮上中!ディポトGMの若手選手獲得が奏功

Seattle Mariners Top Catch

2勝8敗と出だしでつまずいたマリナーズですが、打線の主軸に当たりが戻り始めたこともありその後は13勝9敗と復調の気配を見せています。

ドリュー・スマイリーとスティーブ・シシェックが開幕に間に合わなかったことに加えて、フェリックス・ヘルナンデス、ジェームズ・パクストン、ミッチ・ハニガーら主力が離脱していく中でのカムバックを見せています。

そして今週末から5月中旬にかけて、次々と離脱した戦力が戻ってくることが、今後に向けての明るい材料となっています。

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FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者が、スティーブ・シシェックが今週末、フェリックス・ヘルナンデス、ジェームズ・パクストン、ミッチ・ハニガーの3人が5月15日から21日の本拠地での連戦中に復帰する見込みだと伝えています。

これらの選手がこのスケジュールどおりに戻ってくれば、現時点でも悪くないパフォーマンスを見せている打線と先発ローテに厚みが増します。

ローゼンタール記者は以下のようにマリナーズについて書いています。

That’s the most optimistic scenario, assuming no setbacks. But the Mariners, despite their multitude of injuries, rank third in the AL in runs per game and fourth in rotation ERA. Their bullpen numbers are far less attractive, but part of that is due to poor performances by journeymen and youngsters who were pressed into unexpected duty.

リハビリが後退することなく予定通りの選手が復帰してきて、アストロズを脅かすようになるというのが最も楽観的なシナリオだ。しかし、マリナーズは故障者が続出しているにもかかわらず、1試合平均の得点はア・リーグ3位、先発ローテの防御率は同4位となっている。ブルペンの数字は好ましくないものだが、これらの数字はジャーニーマンと若い選手たちが予期しない役割を要求された時のイマイチなパフォーマンが原因だ。

ミッチ・ハニガーは離脱した時点で、打線では開幕から最も好調でかつ安定した結果を残し、ジェームズ・パクストンは先発投手としてリーグトップクラスの成績を残していました。

さらにエースのフェリックス・ヘルナンデスを失ったのですが、それでも打線、先発ローテは良い成績を残していることになります。

ブルペンが残している数字は良くないのですが、マウンドで投手が故障して緊急登板、延長戦で投手が足りなくなり重要な場面でルーキーを起用するといったことが少なくないマリナーズでした。

そのことがブルペンの数字を悪くしている原因の一つだとローゼンタール氏は指摘し、数字ほどは酷くないとの見解を示しています。

では、故障者続出する中で何が上手く行っているのか?ということになるのですが、この点についてもローゼンタール記者は踏み込んで記事にしています。

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ジェリー・ディポトGMの言葉を引用しながら以下のようにローゼンタール記者は書いています。

The M’s, believe it or not, already have used 12 rookies, matching the Reds for the most in the majors. Two others, closer Edwin Diaz and left-hander Ariel Miranda, have less than one year of service.

“That is why I always refuted the idea that we had blown up the farm system,” said Dipoto, who made 13 trades involving 36 players during the offseason. “What we did is take the lower levels and turn it into the upper levels. Right now, it’s really benefiting us.”

信じられないかもしれないが、マリナーズはすでに12名の新人を起用していて、レッズと並んでメジャートップの数となっている。さらにクローザーのエドウィン・ディアスとアリエル・ミランダは、メジャーでのサービスタイムが1年未満だ。

「だから私はファームを壊しているというような考えをいつも否定していたんだ。」とシーズンオフに36名が動く13のトレードを成立させたディポトGMは話す。「私たちがやったことは、低いレベルにいた選手(1A-2A)の、より高いレベルの選手(3A-MLB)への入れ替えだ。現在は、それがとてもうまく行っている」

マリナーズは1A、2Aクラスのプロスペクトを多く放出したため、元々層が薄かったファームがさらに手薄になりました。そのため懸念を示す声が大手メディアにもありました。

しかし、トレードで獲得してきたミッチ・ハニガー、ベン・ギャメル、ギジェルモ・エレディア、テイラー・モッターなどが野手では活躍し、投手ではアリエル・ミランダ、チェイス・デヨングがそれなりにローテの穴を埋めるなどして、チームを押し上げています。

ベテラン選手のトレードに関してはヨバニ・ガヤルド、ドリュー・スマイリー、ダニー・バレンシア、カルロス・ルイーズと大きな成果を上げているとは言い難いですが、若い選手のトレードに関しては一定の成果を上げ始めています。

これらの若い選手が活躍することは今シーズンにおいてもプラスとなるのですが、それ以上にこれから数年に渡りメジャーレベルで期待できることが、それ以上に価値があることとなります。

マリナーズが近年ドラフトで上位指名してきた選手たちのほとんどが、メジャーで中途半端な状態になり、多くがトレードで他チームへ移籍しています。

その結果、ファームの層は薄くなり、メジャーレベルでは主力が年齢の高い選手ばかりで、大型契約が複数あるため予算に制約がある、という、先が見えない状態になっていました。

しかし、一連のトレードで獲得したMLBと3Aの中間に位置していた選手たちが主力になっていけば、大規模な再建モードや長期間の低迷を避けることができます。

それらの若い選手がしっかりとメジャーレベルで定着し、さらに離脱している選手たちが復帰して働いてくれれば、ワイルドカードは狙えるだけの状態にはなると予想されますし、将来的な展望も明るくなります。

これから7月中旬までの2ヶ月は、今季とこれから数年を占う上でも重要な期間となりそうなマリナーズです。

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