ザック・グレインキーを早くトレードすべき!?大型契約がダイヤモンドバックスを圧迫

2015-16シーズンオフは大物FA選手が多くいたため、大型契約が多く成立したのですが、その一つがザック・グレインキーとダイヤモンドバックスの6年2億650万ドルでした。

ロサンゼルス・ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツという資金力のあるチームが争奪戦に参加していただけに、ダイヤモンドバックスが競り落としたことは大きなサプライズとなりました。

ダイヤモンドバックスはそのシーズンオフにハイレベルのプロスペクトをパッケージにしてシェルビー・ミラーを獲得するなどして2016年に勝負をかけたのですが、結果は大きな空振りとなってしまいました。

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2016年のダイヤモンドバックスは69勝93敗と大きく負け越し、再建モードに移行していたパドレスが68勝94敗だったため最下位は逃れたものの、地区4位に沈み、GMと監督がクビになる事態にまで発展しています。

それでも大型契約を結んだザック・グレインキーが役割を果たしてくれていれば慰めとなるのですが、その肝心要のザック・グレインキーがイマイチで、6年契約の1年目を終えたばかりですが、ダイヤモンドバックスにとっては早くも悩ましい契約となっています。

2015年には222回2/3で防御率1.66/19勝3敗/奪三振200/WHIP0.84と素晴らしい成績を残したことが大型契約成立の要因の一つだったのですが、年俸3400万ドルとなった2016年は158回2/3で防御率4.37/13勝7敗/奪三振134/WHIP1.27と期待はずれのシーズンに終わりました。

この年俸がマーケットの規模が小さく、予算が大きくないダイヤモンドバックスにとっては過剰な負担となっています。

There has been a lot of speculation that the small-market Diamondbacks can’t afford to keep Greinke, who currently makes up 46.7 percent of the club’s $72.8M payroll, and ESPN’s Buster Olney thinks the 2015 NL Cy Young winner needs to be traded ASAP. Olney listed four clubs in position to afford Greinke, who is one season into a six-year, $206.5M contract: the Yankees, Dodgers, Red Sox and Phillies. “Greinke’s contract is so onerous in the Diamondbacks’ payroll structure — it absolutely kills them — that going into the year, the trade of his contract arguably could be the organization’s second-most important priority behind the development of the young pitchers,” Olney wrote.

引用元:MLB hot stove: Is Zack Greinke headed to Yankees? Rangers hot for Jose Quintana?

ダイヤモンドバックスの年俸総額は7280万ドルで、ザック・グレインキーの年俸が占める割合は46.7%にも達するなど、非常にアンバランスでチームの編成を難しいしていると指摘されています。

そしてこのザック・グレインキーのトレードは若い投手の育成に次ぐ2番目に重要な課題となるだろうというESPNのバスター・オルニー氏の見解が伝えられています。

ただ、この大型契約を引き取れる経済力のあるチームは限定され、ヤンキース、ドジャース、レッドソックス、フィリーズの4チームくらいだとのバスター・オルニー氏の見立ても合わせて伝えられています。

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ザック・グレインキーの契約は以下のとおりとなっています。

  • 2016年(32歳)$34,000,000
  • 2017年(33歳)$34,000,000
  • 2018年(34歳)$34,000,000
  • 2019年(35歳)$34,500,000
  • 2020年(36歳)$35,000,000
  • 2021年(37歳)$35,000,000

まだ契約の1年目を終えたばかりのため、残契約は5年1億7250万ドルご巨額です。

ダイヤモンドバックスの年俸総額における球団史上最高額は2014年の1億1231万5500ドルとなっています。これが現時点ではダイヤモンドバックスの上限となると考えられるのですが、この金額に膨らませた場合でもザック・グレインキーの年俸は30%-31%を占めることになります。

しかも年齢的には下り坂となる可能性が高い35歳以降の契約が3年も含まれていますので、ダイヤモンドバックスにとってはかなりの重荷です。

ただ、トレード放出も簡単ではありません。

ダイヤモンドバックスが年俸をある程度負担すれば、見返りとして質の悪くないプロスペクトを手にできるかもしれませんが、負担をあまりしない場合には、ほぼ年俸を予算から外すだけに近いトレードになる可能性があります。

現時点でザック・グレインキーのトレード先として名前があがっている球団のうちフィリーズは再建モードに移行しているため、これだけの年俸を負担する必要性は低く、プロスペクトを放出したくもない状態です。

ヤンキースとレッドソックスは資金面では十分に対応できるのですが、ぜいたく税の基準を一度下回ることに力を入れているため、すぐにトレードで引き取ることに応じる可能性は低い状況です。

さらに2018年シーズン終了後にはクレイトン・カーショーらを含めた豪華なFA市場を迎えることになりますので、ザック・グレインキーのトレード先を見つけるのは容易ではなくなる可能性が十分にあります。

市場規模の小さいがチームがザック・グレインキーと結んだような大型契約を抱えるはリスクが大きすぎると言え、身の丈にあっていなかった補強だったと言わざるをえない状況となっています。

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