ブライス・ハーパー争奪戦に参戦するチームは?名物記者が有力な5球団を予想

2018-19シーズンオフは、近年稀に見るほどのスタープレイヤー揃いのFA市場になると予想されています。

クレイトン・カーショーが契約を破棄してFAを選択する可能性があり、若く才能あふれるマニー・マチャド、ブライス・ハーパー、マット・ハービー、2016年に圧倒的な成績を残したザック・ブリトンなど、記録的な契約が誕生することを予感させる顔ぶれが並んでいます。

参考記事:MLBの2018シーズン終了後のFA市場は超豪華な顔ぶれに!記録的な契約金額が予想される大物選手が勢揃い

またそのシーズンオフまでは2シーズンを過ごす必要があるのですが、そのタイミングをにらんで年俸総額の圧縮を始めるチームが多数いるなど、他のシーズンの戦力補強にまで影響を与えています。

その豪華な顔ぶれの中でもトップ3に入る注目を集めそうなのがワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパーです。

スポンサードリンク

ブライス・ハーパーの獲得に動く可能性がある球団とは?

ブライス・ハーパーの契約は一時は10年4億ドル規模になるのではないかとの見方もあり、多くのチームが手を出せるような金額にはならない可能性が高く、代理人がスコット・ボラス氏であることを考えれば、なおさらその観測が強まらざるをえません。

そのようなブライス・ハーパーの争奪戦に参戦するであろう経済力を持ちわせ、大型補強に踏み切る可能性のある球団を名物記者のジョン・ヘイマン氏が予想しピックアップしています。

ジョン・ヘイマン氏が”Inside Baseball with Jon Heyman: Predicting Harper’s market early”という記事で予想した5球団とそのコメントは以下のとおりとなっています。

1. ヤンキース

ブライス・ハーパーがFAとなれば、ヤンキースはスタープレイヤーを求めて獲得に動くことになり、そのリストのトップもしくは、その近いところに名前があるだろう。エンゼルスがマイク・トラウトのトレードに応じる姿勢があるなら話は別だが。アーロン・ジャッジがライトに相応しいパフォーマンスを証明しないかぎり、ハーパーはそこにぴったり当てはまる選手だ。

2. ナショナルズ

ナショナルズはハーバーを気に入っているし、本人もチームを気に入っている。これまでも9桁の大型契約で度々驚かせてきたし、スコット・ボラス氏がGM、オーナーと良好な関係を築いていることも見逃せない。

3. フィリーズ

再建中のチームは2年後に大きく動く準備ができているだろう。現在育成中の選手も成熟するだろうし、大きな収入源も有している。

4. カブス

ドラフトとトレードで上手くチームを作っているため、やりくりする資金は持っている。カブスは選手の年齢にこだわっているので、ハーパーに動く可能性がある。ただ、ぜいたく税の基準内でチームを運営する方針だとも考えられているし、さらに良い野手がチーム内部から育つ可能性もある。なので、もしいま大金を使うとしたら投手で、その中でもジェイク・アリエータになるかもしれない。

5. ドジャース

ドジャースは十分な収入源は有しているし、ハーパーの自宅があるラスベガスから最も近い大規模な経済力を持つチームだ。ただ、年俸総額を減らす方向性で、その姿勢が継続されている現状。

6. 他に可能性があるチーム

その時にはジャイアンツが外野手を必要としているかもしれない。レンジャーズもこれまで大型契約を結んできた実績がある。レッドソックスは完全にその可能性を否定することはできない。

というようなチームをジョン・ヘイマン氏は候補として上げています。

ブライス・ハーパーの獲得に動ける球団の数は限定されることに

スポンサーリンク

契約の規模が4億ドルもしくは5億ドルというような数字が報道されていますので、それだけの資金を用意できる球団は自ずと限られてきます。

ここで上げられたチームの中で最も経済的に余裕がないと考えられるのはレンジャーズで、それ以外は本気になれば資金を捻出できます。

ブライス・ハーパーは子供の頃にヤンキースファンで、左打ちの長打力のある右翼手というヤンキースタジアムにマッチした選手で、現在のチームに欠けているスター性をもったプレイヤーでもあります。

そしてヤンキースのフロントが「幾度もブライス・ハーパーがヤンキースファンだった」ということを話しているのを耳にしたとジョン・ハイマン氏は伝えています。

この反応はヤンキースのフロントサイドにとってブライス・ハーパーがヤンキースファンだったということを歓迎していることの証と考えられ、すで「補強リストのトップクラスにあるだろう」というヘイマン氏の予想の根拠ともなっていると考えられます。

ナショナルズは大方の予想を裏切るかたちでマックス・シャーザーと7年2億1000万ドルの契約を結び、スティーブン・ストラスバーグと7年1億7500万ドルで契約延長しています。

オーナーが高齢となり、手元に資金を残すことよりも、ワールドシリーズ制覇を果たすことへの気持ちが強くなっているようで、大型契約を結ぶことを厭わない姿勢です。

このシャーザーとストラスバークの2人の代理人はともにスコット・ボラス氏なのですが、交渉の際にはGMだけでなく、オーナーとも直接やり取りができるほど関係が良好です。

ボラス氏が代理人を務めているマット・ウィータースが契約がなかなか決まりませんでした。ナショナルズはデレク・ノリスを補強したにも関わらずウィータースを獲得したのは、このスコット・ボラス氏とナショナルズの関係が良好だったのが要因の一つだと考えられています。

そのためスコット・ボラス氏が代理人を務めるブライス・ハーパーの争奪戦からナショナルズは外せないということです。

他に可能性があると考えられているフィリーズは大規模な再建モードが進行中で、若い選手を次々と起用しながらコアになる選手を選択している途上にあります。

しかし、2年後にはそれも大枠が固まっていると予想されます。

そして元々資金力のあるフィリーズで、2014年にはメジャーでもトップクラスとなる1億7770万ドルの年俸総額を記録しました。

さらにコムキャストと25年25億ドルという大型契約を結ぶなど、収入源は確保されていますので、後必要なのは視聴率がとれるスタープレイヤーです。そこにブライス・ハーパーがマッチすることは想像に難くありません。

ドジャース、カブスはともに資金力がありますので、本腰を入れればブライス・ハーパーの金額も用意ができる球団です。

カブスは選手の年齢を重視しているため26歳と若い年齢でFAとなったジェイソン・ヘイワードと8年1億8400万ドルで契約しました。

ただ、カブスは野手の選手層は厚く、しかもライトにはジェイソン・ヘイワードがいます。ヘイワードが2018年シーズン終了後にFAを選択できる権利を行使して破棄しないかぎり、ブライス・ハーパーの獲得は優先順位として低くなりそうです。

ドジャースは年俸総額の圧縮をしていく方向性であることをオーナーサイドから出されているものの、目の前の優勝を度外視してまでの削減は求められていないようです。

そのため必要になれば補強に動くとは予想されますが、現在抱えている若いコアとなるであろうコーリー・シーガー、ジョク・ピーダーソンらとの契約延長、そしてクレイトン・カーショーとの再契約のほうが優先順位が高くなるのではないかとも予想されます。

現時点ではヤンキース、フィリーズ、ナショナルズの3球団が有力とはなりそうですが、まずはブライス・ハーパーが残り2シーズンで活躍することが大型契約の大前提となります。

ブライス・ハーパーが大型契約に相応しい成績を2シーズンで残すことができるか注目されます。

スポンサードリンク

よく読まれています

    

このページの先頭へ