ブルワーズの2017年シーズン戦力分析 – MLB30球団開幕ロースターと戦力予想

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1. 2016年シーズンの主要な成績の一覧

ミルウォーキー・ブルワーズの2016年シーズンの、打撃、守備、投手の主要な成績の一覧です。

攻撃スタッツ(リーグ順位)
得点671(11位)
打率.244(13位)
出塁率.322(7位)
長打率.407(9位)
OPS.729(8位)
本塁打194(6位)
盗塁181(1位)
盗塁成功率76%%(2位)
守備スタッツ(リーグ順位)
UZR-48.1(15位)
DRS3(7位)
投手スタッツ(リーグ順位)
防御率4.08(8位)
先発防御率4.40(8位)
ブルペン防御率3.61(6位)
セーブ数46(5位)
セーブ成功率67.65%(8位)

本拠地のミラー・パークは打者有利の球場のため、打線の得点力が重要になるのですが、物足りないパフォーマンスに終わっています。

投手陣は再建モードのチーム事情により、シーズン中のトレードで主力級を放出している状況下では、奮闘してリーグの中位の数字を出しています。

2. 2016-17シーズンオフの戦力補強動向

2016-17シーズンオフの戦力補強動向の一覧は以下のとおりとなっています。

獲得/流出選手名(ポジション)
流出クリス・カーター(1B)
流出ブレイン・ボイヤー(RP)
流出クリス・カプアーノ(RP)
流出ウィル・ミドルブルックス(3B)
流出(Waiver)スクーター・ジェネット(2B)
トレード流出タイラー・ソーンバーグ(RP)
トレード流出マーティン・マルドナード(C)
獲得ネフタリ・フェリス(RP)
獲得トミー・ミローン(RP)
獲得エリック・テイムズ(1B)
再契約カルロス・トーレス(RP)
トレード獲得トラビス・ショー(3B)
トレード獲得ジェット・バンディ(C)

打率は.222と低く、三振数はリーグ最多の206個を喫したものの、いずれもチームトップを記録した41本塁打・94打点のクリス・カーターを年俸が高騰することを理由で契約を提示しませんでした。

そのカーターの後釜として韓国プロ野球で活躍したエリック・テイムズを3年1600万ドルで獲得しています。3年契約ではあるものの、メジャーでのサービスタイムによりFAとなるのは最短でも2021年シーズン終了後となります。

トレードで昨シーズン中にジェレミー・ジェフレス、シーズン終了後にタイラー・ソーンバーグを放出しているため、空いていたクローザーは、1年535万ドルで契約したネフタリ・フェリスが務めることに。

3. 2017シーズン開幕時のロースター編成の予想

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ミルウォーキー・ブルワーズの2017年シーズン開幕時に予想される先発スターティングメンバー、ベンチ要員、先発ローテーション、ブルペンの編成などは以下のとおりとなっています。

【先発スターティングメンバー】

  1. ジョナサン・ビヤー(2B)
  2. キーオン・ブロクストン(CF)
  3. ライアン・ブラウン(LF)
  4. エリック・テイムズ(1B)
  5. ドミンゴ・サンタナ(RF)
  6. トラビス・ショー(3B)
  7. オーランド・アルシア(SS)
  8. ジェット・バンディ(C)

【ベンチ要員】

  • マニー・ピーニャ(C)
  • ヘスス・アギラル(1B)
  • イバン・デヘスース・ジュニア(IF)
  • エルナン・ペレス(UT)
  • カーク・ニューエンハイス(OF)

タイラー・ソーンバーグのトレードで獲得したトラビス・ショーがサード、韓国からMLBに復帰したエリック・テイムズがファーストと、内野の両コーナーがチームにとって新たな注目ポイントとなります。

ジョナサン・ルクロイ、カルロス・ゴメスらが次々と他チームへ移籍し、2015年の開幕ロースター12名のうち残っているのはライアン・ブラウンだけで、ブルワーズがトレードできるかどうかもチーム再建の焦点の一つに。

【先発ローテーション】

  1. ジュニオール・ゲラ(右)
  2. ザック・デイビーズ(右)
  3. ウィリー・ペラルタ(右)
  4. マット・ガーザ(右)
  5. ジミー・ネルソン(右)

【ブルペン】

  • CLO:ネフタリ・フェリス(右)
  • SET:コーリー・ネーベル(右)
  • SET:カルロス・トーレス(右)
  • RP1:ヤン・マリーネス(右)
  • RP1:テイラー・ユングマン (右)
  • RP2:ジェイコブ・バーンズ (右)
  • RP3:トミー・ミローン (左)
  • RP4:チェイス・アンダーソン(右)

メキシコなど渡り歩いたジュニオール・ゲラが121回2/3で防御率2.81・9勝3敗と活躍し、今季は事実上のエース格としてシーズンを迎えることに。

昨シーズン後半のブルワーズの先発ローテは7月に防御率3.34、8月に5.13、9月・10月に3.61と、ジュニオール・ゲラが離脱した8月以外は安定した内容。

その先発ローテの投手が今季も揃っているため、この先発投手陣が機能するかどうかがポイントに。 リリーフはネフタリ・フェリスがクローザーとして働けるかどうかが焦点で、ソーンバーグ、ボイヤーらを失っているため、やや手薄感は否めず。

4. 寸評・評価

ブルワーズは再建モードに移行しているため、今季の成績以上に、2年から3年先に期待できる選手を多く抱えることが重要になっています。

そのため2020年2021年までコントロールできる選手のステップアップが注目すべきポイントで、野手ではジョナサン・ピヤー、トラビス・ショー、エリック・テイムズ、ドミンゴ・サンタナ、キーオン・ブロクストン、投手ではコーリー・ネーベルなどがチームのコアとなるか見極めていくことになります。

さらに昇格が近いプロスペクトたちも注目ポイントとなります。MLB公式サイトでチーム内NO.1のルイス・ブリンソン外野手、NO.2のジョシュ・ヘイダー投手、NO.8のブランド・ウッドラフ投手、NO.13のホルヘ・ロペス投手、NO.16のライアン・コーデル外野手は今季中の昇格が見込まれるため、これらの選手の育成も重要になります。

外野にはドミンゴ・サンタナ、キーオン・ブロクストンがいるため、これらのプロスペクトにチャンスを与えるためにも、4年8000万ドルが残るライアン・ブラウンを放出することは重要な課題となりそうです。

チャンスを逃すとフィリーズがライアン・ハワードを最後まで抱えることになったのと、同様になりますので成績が良く、買い手がつく間が勝負となります。

若い選手たちが活躍し、先発投手が昨年後半のように機能し、ネフタリ・フェリスがクローザーとして働くことが重要になりますが、それがあったとしても地区3位が精一杯でポストシーズンには遠く、地区最下位を回避することを同じ再建モードのレッズと争うことになりそうです。

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