ヤンキースはベタンセスを2017年にもトレード放出か?!可能性を否定できない4つの理由とは

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースが久々に味わうことになった年俸調停の公聴会は、ランディー・リーバイン社長のベタンセスの代理人を痛烈に批判し、それに対して代理人のジム・マレー氏も反論し、ベタンセンス本人も不快感を示すなど、しこりが残る決着となりました。

参考記事:年俸調停の公聴会でヤンキースが攻撃した「デリン・ベタンセスの問題・課題」とは?
参考記事:ヤンキースとベタンセスで200万ドルの隔たり・・・原因はクローザーとセットアップマンの役割の違い?

そのような状況を受けて、早くも浮上しているのが2017年シーズン中のデリン・ベタンセスのトレード放出です。

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2017年シーズン中のベタンセスのトレード放出の可能性が浮上

デリン・ベタンセスのトレード放出の可能性についてニュージャージドットコムのJoe Giglio氏が記事にしています。

まずその記事を書くことになるキッカケとなったポッドキャストでのESPNのバスター・オルニー氏とアンドリュー・マーチャンドの会話を紹介しています。

Olney: I think in this case it could have ramifications between Dellin and the Yankees.

Marchand: You have to wonder how long Dellin Betances is going to be a Yankee now. If they’re not good this year, he could be their best trade option–and we saw what they got for Miller and Chapman last year.

引用元:MLB trade rumors: Will arbitration drama lead to Yankees dealing Dellin Betances?

オルニー氏は「今回のケースはヤンキースとベタンセスにとって事態をさらに複雑にする予期しない結果だったように思う」と話します。

それに対してマーチャンド氏は「今、どれくらいデリン・ベタンセスがヤンキースにいるかに思いを巡らせるべきだ。もしヤンキースが低迷したら、昨年のチャップマンやミラーのように、ベストのトレード要員になる」と話しています。

今回の件でかなり関係性が悪化したことは間違いないのですが、デリン・ベタンセスが2017年も含めてFAとなるまで3シーズンが残っていますので、戦力を考えればトレード放出は時期尚早とも言えます。

しかし、その可能性が否定できない理由をJoe Giglio氏が指摘しています。

ベタンセスのトレードが起こる可能性が否定できないのはなぜ?

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Joe Giglio氏が指摘する4つの理由とは以下のとおりとなっています。

-Rumors of Betances on the market were present last year–before this arbitration drama began.

-If he pitches up to his standard, Betances will clearly be New York’s best trade chip–assuming Masahiro Tanaka isn’t put on the market.

-New York’s front office and Betances’ agent will have to go through this arbitration dance two more times between now and 2019.

-With Arolids Chapman under team control for at least as long (depending on Chapman’s 2019 opt-out), Betances will likely never been the Yankees closer. As we saw last year, general manager Brian Cashman isn’t afraid to deal a great set-up man for high-end prospects in a non-contending year.

引用元:MLB trade rumors: Will arbitration drama lead to Yankees dealing Dellin Betances?

(1) 年俸調停の争いが起こる前の2016年のトレード期限前にも名前が出ていた、(2) これまでのような成績を残せば、田中将大を除けば最も価値がある交換要員、(3) 2019年まで後2回もヤンキースとベタンセスの代理人が交渉することになる、(4) クローザーにチャップマンがいるので必ずしもセットアップマンのベタンセスが必要ではない、という4つの理由をあげています。

意外と大きなウェイトを占めるのが3番目の項目ではないかと考えられます。

年俸調停1年目の交渉でここまでこじれてしまうと、残り2年間の交渉もスムーズにいかない可能性が十分にあります。

ヤンキースの社長であるランディー・リーバインが、年俸調停の公聴会での代理人の主張をメディア対応の中で、強烈に批判することは好ましいことではなく、このことに対する批判の声が少なくはありません。

ただ、どちらにしても決定的な亀裂が出来てしまっている状態のため、交渉が難航することが予想されます。そしてその度に、このシーズンオフの争いが蒸し返されて、ニューヨークのみならず、全米のスポーツメディアで扱われてしまうことになります。

これまでチームの強化のために惜しみなく資金を投入してきたチームが、200万ドルでここまで争ってしまったというのは、ブランドイメージとしてもあまり良いことではなく、球団を保有するオーナーサイドにとっても好ましいことではありません。

再びそのような争いが起こってしまうよりは、能力が高く、年俸が安く、2年あまりの契約が残っているため、アンドリュー・ミラーやアロルディス・チャップマン以上の代償を手にできる可能性があるデリン・ベタンセスを放出する可能性はやはり否定できません。

もちろん、これらの動きはヤンキースがポストシーズン争いから前半戦で離脱することが前提とはなりますが、仮にトレード期限前の放出を避けても、シーズン終了後にはFAまで2年しか残りませんので、シーズンオフに本腰をいれてトレードを模索する可能性があります。

ヤンキースの長期にわたるクローザーとしても期待された時期があったデリン・ベタンセスですが、ピンストライプをいつまで着続けることになるのかが、新たな焦点となりつつあります。

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