なぜアンドリュー・ミラーがヤンキースのトレード放出に『怒り』を感じていたのか

New York Yankees Top Catch

アンドリュー・ミラーは2014-15シーズンオフに、2018年までの4年3600万ドルの契約をヤンキースと結びました。

しかし、ヤンキースでフルシーズンをプレーしたのは2015年だけで2016年のトレード期限前にインディアンスにトレード放出されてしまいました。

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アンドリュー・ミラーは、その当時のヤンキースが勝率5割を切っていたこともあり、ビジネスとしてトレード放出される可能性があることを理解していました。

しかし、そのトレード放出は彼自身が望んでいたものではなく、ミラー自身は引き続きヤンキースで投げ続けたいと考えていました。

ニュージャージー・アドバンスドメディアのランディ・ミラー氏は以下のように伝えています。

It’s coming up on a year since Cleveland Indians All-Star reliever Andrew Miller looked angry and bewildered talking to media at his locker at Tropicana Field in St. Petersburg, Fla., shortly after getting news that he’d been traded.

On July 31, 2016, Miller was mad at the Yankees for opting for a quickie divorce to end what had been a very happy marriage.

「1年前にインディアンスにトレードされることが伝えられた時、ミラーは「怒り」と「困惑」を感じているように見えた」「2016年7月31日、幸せなヤンキースでの時間が終わりを告げることに、ミラーは怒っていた」とミラー氏は伝えています。

そしてアンドリュー・ミラーが以下のように話したことを伝えています。

“From my perspective, I signed with the Yankees and I expected to be there for four years for a lot of reasons,” Miller told NJ Advance Media on Tuesday before closing out the American League’s 2-1, 10-inning win in the 2017 All-Star Game. “I liked my teammates. I like New York. I liked living in New York. I liked having spring training in Tampa.

「4年間ヤンキースにいるつもりで契約を結んだ」こと、そして「チームメイト、ニューヨークという街、ニューヨークに住むことを、スプリングトレーニングをタンパで行えることを気に入っていた」とのことです。

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ビジネスの中で起こりうることだと頭でわかるものの、気持ちを整理するのに時間が必要だったことミラーは認めています。

その後、ミラーはインディアンスでワールドシリーズまで進出できたことなど、良いチームに移籍できたことを喜んでいるとは話しているのですが、やはりヤンキースからトレードされたことに関してはしこりが残っていることを認めています。

特にアンドリュー・ミラーが気に入っていたのは、アロルディス・チャップマン、デリン・ベタンセスと自身の3人に与えられた「No Runs DMC」でした。

Hanging on a wall in his man cave is a picture of him with Aroldis Chapman and Dellin Betances before a game in Chicago last season.

昨年のワールドシリーズでのゲーム前に、彼のロッカーにはアロルディス・チャップマン、デリン・ベタンセスの2人ともに写ったサイン入りの写真を飾っていたようです。

ミラーは、高速のボールを投げ、闘争心にあふれた2人を見ることが楽しかったし、ともに戦えることに誇りと喜びを感じていたと明かしています。

アンドリュー・ミラーが契約をヤンキースと結んだ際に、4年3600万ドルはバーゲンに近い価格だと報じられました。

年平均でアロルディス・チャップマンが1720万ドル、ケンリー・ジャンセンが1600万ドル、マーク・メランソンが1550万ドルを手にしていますが、この3人に全く引けをとらないどころか、それ以上のパフォーマンスを発揮していますので、その評価は正しかったと言えます。

その当時でもアンドリュー・ミラーはヤンキース以上のオファーを受けていたとされていますが、それでもヤンキースに行くためにディスカウントプライスを受け入れて契約しています。ニューヨークでプレーすること、春をタンパで過ごせることなどが、その決断の大きな理由だったとされています。

しかし、そのディスカウントプライスでクリーブランドでプレーし、生活することになりましたので、感情的になってしまうのは致し方ないところはあります。

ただ、ミラーはトレードがヤンキースにとっても、インディアンスにとってもプラスになっているし、自身もクリーブランドでの生活も楽しみを見出していることを明かすなど、現在はトレードを肯定的に受け入れていることも明かしています。

ミラーのトレードで、クリント・フレイジャー、ユスタス・シェフィールドという質の高いプロスペクトをヤンキースは獲得しました。しかし、このトレード期限前にはポストシーズン進出のために、パドレスの左腕ブラッド・ハンド、フィリーズの右腕パット・ネシェックの獲得に動く事態ともなっています。

今季もアンドリュー・ミラーは圧倒的で、44回1/3で防御率1.42、奪三振率13.6、与四球率2.0とアロルディス・チャップマン、デリン・ベタンセスより遥かに優秀なリリーフ投手として君臨しています。

このトレードが本当にヤンキースにとってプラスだったのか、これから数年後にどのような評価となるのかは、興味をひかれます。

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