今すぐにでも成立させるべき7つのトレード!?米大手メディアが予想

次第にMLBの各地区も上位チームと下位チームとの差が開きはじめ、トレード期限前の「売り手」と「買い手」もより明確になりつつあります。

ただ、大型連敗、大型連勝がMLBでは珍しくありませんので、残り2ヶ月半の間で、それが入れ替わる可能性もあります。ただ、早い段階で補強に動くことでチームの浮上に勢いをつけることもできます。

FOXスポーツのChris Bahr氏が今すぐに動くべき、今すぐに起こっても不思議ではない7つのトレードを予想しています。

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Chris Bahr氏による7つのトレードとコメントの要約は以下のとおりとなっています。

1. シカゴ・カブスがレイズのクリス・アーチャーを獲得

昨年、防御率2.96で両リーグ1位だった先発ローテは、今年は4.62で23位に。ブレット・アンダーソンで防御率8.18が故障者リストに入り、ジェイク・アリエッタとジョン・ラッキーは今季終了後にFAに。レイズから2021年まで契約があるクリス・アーチャーを獲得すれば、今季だけでなく、来季以降の穴も埋めることができる。それをできるだけのプロスペクトをカブスは抱えているし、レイズは同地区内へのエース放出を回避できる。

2. ヤンキースがレンジャーズのダルビッシュ有を獲得

CCサバシア以外の先発投手は実力以上の成績を残していて、シーズン全体を通じて当てにすることはできない。一塁手を補強すればオフェンスはグレードアップするが、投手を獲得することの方がより重要。レンジャーズは今シーズン終了後にFAとなるダルビッシュで、大きな見返りを得る必要がある。ヤンキースはサバシアの2500万ドルとA.ロッドの2100万ドルがなくなり投資できる資金が増えるので、シーズン中にダルビッシュを獲得することは、「トライアル」と見なすこともできる。

3. アストロズがホワイトソックスのホセ・キンタナを獲得

シーズンオフも噂が流れ続けていたが、今はその時以上に合理的なトレードだ。ア・リーグ西地区首位を走り、ダラス・カイケルとコンビを組める投手が必要だからだ。ホワイトソックスは好スタートも、まだ時間が必要な若い選手が多いため、さらなるプロスペクトの獲得の機会を逃すべきではない。

4. ナショナルズがロレンゾ・ケインを獲得

センターのアダム・イートンを失ってもオフェンス面に問題は起きていない。だが、ケインは出塁率.393、盗塁9はイートンと遜色なく、守備ではそれ以上だ。イートンがいるため、今季FAとなるケインがフィットする。ディビジョンシリーズを勝ち抜けないことや、ブライス・ハーパーがチームを去る可能性が高まっていることを考えると、勝負をかけるなら今。

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5. ジャイアンツがロイヤルズのマイク・ムスターカスを獲得

11勝はメジャーで最も少ない勝利数だが、まだ上向きにする時間があるので、今すぐに動けば可能性はある。だが、そうでないなら売り手になることを受け入れることになる。昨年獲得した三塁のエドゥアルド・ヌニェスはパワー不足で攻撃面での貢献度が低い。マイク・ムスターカス(8本塁打)のパワーは魅力。マイク・ムスターカスは今季終了後にFAとなる。

6. エンゼルスがアービン・サンタナを獲得

アービン・サンタナの昨年の6月19日以降の防御率2.21、OPS.560はメジャーでベストの数字。エンゼルスで8シーズンプレーしているし、その先発ローテは故障者が出ているので、補強を必要としている。ツインズも良い出だしだが、まだ時間が必要な若手が多い。

7. ダイヤモンドバックスがマルコ・エストラーダを獲得

ブルージェイズが惨めな出だしからカムバックする可能性は低いため、買い手ではなく売り手になるべきだ。マルコ・エストラーダは多くの関心を集めることになるだろうし、今季終了後にFAとなるのでブルージェイズが売り出すのは合理的な動きだ。ダイヤモンドバックスは好調な出だしで、シェルビー・ミラーが今季絶望のため、先発投手を必要としている。

Chris Bahr氏は最後にジョークとして、レッドソックスがオリオールズからマニー・マチャドを獲得するというジョークを書いて、記事を締めくくっています。

レッドソックスは三塁手の数字が良くないことが悩みの種なので、マニー・マチャドを獲得すれば信じられないほどのグレードアップとなりますが、優勝を争っているオリオールズが放出する可能性はゼロなので、あくまでもジョークということで言及しています。

この7つのトレードの中で可能性がありそうなのが、アストロズのホセ・キンタナの獲得ではないかと思われます。アストロズは元々興味を示し交渉していました。現在は、地区優勝がより現実味を増していますので、ポストシーズンを勝ち抜いていくために、さらなる投資に踏み込むだけの要因が存在します。

ナショナルズのロレンゾ・ケインの獲得も良い動きなのですが、それ以上に信頼できるクローザーを必要としていますので、優先順位はそちらのほうが高いと考えられます。

ジャイアンツは投打ともにパフォーマンスが良くありませんが、先発ローテに大きな問題を抱えていますので、マイク・ムスターカスの獲得を優先するというのは少々無理があるかなかという印象です。

マルコ・エストラーダに関しては多くのチームが関心を示すことが確実で、ダイヤモンドバックス以外にも優勝を争うチームであれば興味を示す投手となります。

同地区のライバルであるオリオールズ、ヤンキース、西地区の首位を走るアストロズなども興味を示すことが予想され、トレード先はダイヤモンドバックス以外にも多くありますので、注目を集めることになりそうです。

レンジャーズは、コール・ハメルズが来季開幕時には34歳となりますし、若い先発投手が育っていません。2020年には新球場へと移転するため、その前に長期の低迷期間を作りたくはないため、ダルビッシュの契約延長は取り組むべき課題となっています。

そのため、レンジャーズはギリギリまで契約延長の可能性を模索しつつ、それが完全に難しいと判断した場合に、トレードで多くの見返りを得ることを選ぶのではないかと予想されます。そのため今すぐの可能性は低く、トレード期限前の方が実現可能性が高そうです。

またヤンキースも今の状態がシーズン終盤まで持続するものかどうかをシビアに見つめているはずで、買い手として大きく投資するとしても、トレード期限前ギリギリになると予想されます。

今すぐという可能性は低いものの、注目したいのはカブスのクリス・アーチャー獲得です。

記事でも示されているとおり、先発ローテからジェイク・アリエッタ、ジョン・ラッキーがFAとなります。カブスは野手はファームから育成し、投手はメジャーレベルの投手を、FAやトレードで外部から獲得するというのが基本的なスタンスです。

カブスのフロントが、「野手の方が育成する上で成功率が高く、投手のほうが不確定要素が多くなる」と判断しているためで、メジャーレベルに達している投手を獲得するほうが効率的と判断しているためです。

カブスの野手のポジションの多くは若い選手で埋まっていますが、投手に関しては層が厚いとは言えないため、28歳で2021年まで契約が残るクリス・アーチャーは魅力的な投手となります。

昨年のチャップマンのようにレンタル選手に多くのプロスペクトを放出するのは否定的なスタンスなのですが、契約が残る選手となると事情が変わってきます。また監督のジョー・マドンがよく知っている選手であることも、動きを後押しする可能性があります。

ここに出ている7つのトレードの実現の可能性はやや疑問が残るものありますが、名前が出ている選手に関しては、トレード期限前に多く噂になることは確実と予想されますので、注目されます。

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